嘘をついているときの4つの特徴【TED-Ed】英語で学ぶ

今回紹介するTED-Edの動画はこちらです。
再生時間:5分41秒
スピーキング速度:(遅い)★★★★☆(早い)
英単語難易度:(簡単)★★★★☆(難しい)
みなさん、嘘をつくときってありますよね。
僕もしょうもない嘘をついてしまいます。
例えば美容で、
美容師『今日この後の予定は?』
僕『あぁ、友達と飲みに行きますよ。』
ほんとは何も予定がないのに・・・笑
けどついつい見栄張って、そんなしょうもない嘘ついちゃうんですよね。
今回のTED-Edの動画では、人が嘘をついたときにどういう言動を示すのか、言語学や心理学の観点から分析して分かった4つの特徴について紹介しています。
嘘をついているときの4つの特徴
私たちが話をしているとき、脳の5%程度の認知機能しか意識的にコントロールできていません。
残りの95%の部分は無意識の状態です。
なのでどんなに頑張って嘘をついても、必ず何かしらの無意識化での言動や振る舞いが表れてしまいます。
それではその特徴を1つずつ見ていきましょう。
①自分自身のことに言及しない
嘘をついているときは、あまり自分のことを語らなくなります。
文章の中にできるだけ自分を登場させないようにして、自分の関与を極力否定する傾向があるのです。
親に内緒で自宅で勝手にパーティーを開いたがそれを親に疑われたとき、
『I didn’t host a party here.(僕はここでパーティーを開いてないよ)』
という代わりに、
『Absolutely no party took place at this house.(この家では絶対にパーティーは行われてないよ)』
といったように、一人称を使わなくなります。
②ネガティブになる
無意識には自分が嘘を言っていることに罪悪感を感じているので、ネガティブな言動を取りがちです。
たとえば友達からラインが来ていたけど、すぐに返信するのがめんどくさくて、しばらく経ってから返信したとき。
『Sorry, my stupid phone battery died. I hate that thing.(このポンコツの携帯のバッテリーが切れちゃったよ。ほんと嫌になる。)』
③簡単な出来事で説明しようとする
複雑な事柄を考えると脳が疲れてしまうので、できるだけ簡単な出来事で説明しがちになるのです。
嘘の言い訳として複雑な理由を考えても、その妥当性を判断するのはかなり脳の負荷になってしまうのです。
④複雑な言い回しをする
③で説明したように、嘘の内容は単純なのですが、言葉遣いが複雑で冗長になりがちです。
たとえば不要な単語を入れたりして、できるだけ事実っぽく聞こえるように嘘を取り繕います。
1999年1月3日 – 2005年1月3日にアメリカ合衆国の上院議員で大統領候補でもあったジョン・エドワーズに、愛人と隠し子疑惑が出た時の彼の言い訳の内容です。
『私は一見父親とみられる人が、「自分がこの赤ん坊の父親です。」と公の場で言ったとしか知りません。またその女性やその赤ん坊の父親と思われる人から金銭的な要求はなく同意や援助などどんな形でも関わりはありません。』
確かに、あまりに回りくどい言い方です・・・。
しかも人物の名前を直接言うことはせず、『この赤ん坊』とか『その女性』などというふうな曖昧な言い回しをしています。
そしてその後、ついに隠し子疑惑を認めた時には『I am Quinn’s father.(私がクインの父親だ)』というふうに非常に完結な言い方をしており、子供の名前も直接述べています。
嘘をついているときとはかなり言い方が違ってますね。
まとめ
いかがでしたか?
自分が嘘をついているとき、確かに上記の4つの特徴があてはまっているなぁと思いませんでしたか?
今回の内容を参考にして、他人の嘘を見分けられるようになりましょう!
もし今回の内容の詳細が気になったり、英語で聞いてみたいと思った方はぜひTED-Edの動画を見てください。
今回の動画に出てくる英単語も下記に載せてあるので、先に確認しておいてから動画を見るとより理解しやすいかと思います。
動画に出てくる英単語
- unfound:事実無根の
- allegation:申し立て
- come up with:考え出す
- torture:拷問
- polygraph:うそ発見器
- electroencephalogram:脳波
- admissible:今日できる
- what if:仮に
- spur:駆り立てる
- let~slip by:とりのがす
- deception:欺瞞
- disasspciate:関わらない
- convolute:回旋上の
- factual:事実の
- pad:長引かせる
- proclaim:示す
- categorically:きっぱり
- personal pronounce:人称代名詞
- so-and-so:だれそれ
- delve:徹底的に調べる
- publicly:公に
- paternity:父性
- deserve:ふさわしい
- lie-spotting:嘘を見抜く
- worthwhile:価値のある
- telltale:暴露する人
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