人生の成功者になるための8つの心得!【TED-Ed】英語で学ぶ

人生の成功者になるための8つの心得!【TED-Ed】英語で学ぶ

人生の成功者になって、億万長者になりたい!
誰しも一度はそう考えますよね。
今回は、実際に成功者に直接聞いた、『どうやったら成功できたのか?』そのための8つの特徴を紹介しています。

参考にしているTED-Edの動画はこちらです。

成功者に共通する8つの特徴 ー リチャード・セント=ジョン

著書『世界の一流だけが知っている 成功するための8つの法則』がアメリカでベストセラーとなった、作家リチャード・セント・ジョン(Richard St. John)氏が10年に及ぶ研究と500人もの人に直接インタビューをした結果をもとに、人生の勝ち組になれる人の8つの特徴をまとめ上げています。


TEDカンファレンスへ向かう飛行機の隣の座席にたまたま座っていた女の子に、『どうやったら成功者になれるの?』、『どうやったらお金持ちになれるの?』と質問されたことをきっかけに、10年間で500人以上もの成功者にインタビューを行いました。
インタビューをした人の中にはCEO、医者、俳優、物理学者、ノーベル賞受賞者などさまざまな分野のプロフェッショナルがおり、なんとマイクロソフト創業者のビルゲイツ氏にも直接話を聞いたそうです。

そして、それら人生の成功者/億万長者の話をもとに大量のデータを分析することで、その人たちに共通する8つの特徴が存在することを発見しました。
それぞれ分野は違えど、成功する人々には何かしらの共通点があったのです。
あなたも人生の勝ち組になりたいならば、それらの8つの秘訣を理解し実践していきましょう。

それでは、成功者に共通する8つの特徴(The 8 traits successful people have in common.)を1つずつ見ていきましょう。

勝ち組の人たちに共通する8つの特徴

1.好きなことをやる:Love what you do

何事も、自分がやっていて楽しいと思えることでないと続かないしおもしろくないですよね。
モチベーションも長続きしません。
成功者は、自分が得意なことや趣味、その能力をどんどん伸ばしていって成功を勝ち取っています。
例えばこれから起業を考えている人、フリーランスになりたい人、転職してほかの仕事をやりたい人、そんな方はまず一度、『自分は何が好きなのか?』をよく考えてみてください。
絵が好き、プログラムが好き、音楽が好き、登山が好き、文章を書くのが好き、人と話すのが好き・・・なんでもいいと思います。
なんでもいいので、自分がこれなら一生やり続けられるなと思うことを見つけて、そこからスタートしましょう。

2.一生懸命になる:work really hard

努力すること』はもちろん大切です。
たとえ好きなことをやっていたとしても、いつかは困難にぶつかります。
その壁を努力して乗り越えるのか、はたまたそこで諦めてしまうのか。
成功者はみな須らく努力して成功を勝ち取っています。
逆に言えば、自分が努力し続けていれば回りの人間は次々にリタイアしていくので、気づいたら自分がその道のトップを歩んでいることに気づくでしょう。

『たいていの成功者は他人が時間を浪費している間に先へ進む。これは私が長年、この眼で見てきたことである。』

It has been my observation that most people get ahead during the time that others waste.

ー ヘンリー・フォード(米国のフォード・モーター創業者 / 1863~1947)

名言 + Quotes

3.一つことに集中する:focus on one thing, not everything

成功したいならば、自分が活躍できそうな分野を選択し、それに集中しなければなりません。
いろんなことに幅広く手を出しすぎるのは、すべてを中途半端に終わらせるだけです。
一つのものごとのみに集中することが大事です。
「知り合いがあれをやって上手くいったらしいから自分も試してみよう」とか、「これが今流行っているからいいんじゃないか」などと周りに流されて複数のことに手をだすと、中途半端になるし、集中力も持ちません。
成功者になるためには一つのことにひたすら邁進して、これなら誰にも負けないと言えるようになりましょう。

4.やる気を継続する:keep pushing yourself

一つのことを続けていれば、マンネリになりやる気が出なくなることもあるでしょう。
そんなときにやる気を引き出してくれるきっかけがあるといいでしょう。
例えば好きな音楽を聴いたり、旅行で気分転換したり。
もしくは、自分が成功している姿をイメージするといいかもしれません。
そしてたくさんの人から称賛されているところを想像したりすれば、自然とやる気がわいてくるでしょう。
また自分のやっていることに自信を持つことでモチベーションの向上にもつながります。
自信を持つためにはどうすればいいかについては、↓の記事がおすすめです。
自分に自信を持つための3つの方法

5.いいアイデアを思いつく:come up with good ideas

ほかの人とは違った独創的なアイデア、おもしろい発想を思いつくことが大事です。
ビル・ゲイツは、当時個人がパソコンを持つなんて到底考えられなかった時代に、パソコンのソフトウェア会社『マイクロソフト』を立ち上げました。(参考:Forbes JAPAN)
ほかの人とは違うアイデアを持ち、それを実行に移したことが彼の成功の秘訣だったのです。
たとえ他人に馬鹿にされたり、失敗するに違いないと言われても、自分がいいと思ったアイデアならそれを実行しましょう。
ほかの人が思いつかなかったユニークなアイデア、それがあなたの成功の道への第一歩なのですから。

6.改善し続ける:keep improving yourself and what you do

面白いアイデアを思いつき、それを実行に移したなら、今度はそれにどんどん磨きをかけていきましょう。
改善し続けていくことで、他人が同じことを後から始めたとしても、すでにあなたがその道の先導者です
あなたの能力とやっている内容を改善し続けていれば、ほかの人はもう追い付くことはできません。


トヨタの創業者豊田喜一郎氏は、1930年代の輸入車に依存していた時代に国産自動車の開発に取り組んだことを振り返り、下記のように記しています。

今迄の様に欧米に頼って人の苦心研究したことを最も楽をして自分のものにしようと云ふ気分は、段々なくしてゆきたいと思ひます。勿論人のやったものをそのまヽ輸入する必要もありますが、何と云っても苦心してそこまでもって行った者には尚それをよりよく進歩させる力がありますが、人のものを受けついだものには、楽をしてそれだけの知識を得るだけに、更に進んで進歩させると云ふ力や迫力には欠けるものであります。日本の真の工業の独立をはからんとすれば、この迫力を養はなくてはなりません。
ー 豊田喜一郎(トヨタ創業者)

トヨタ自動車 > 第3節 基礎技術の研究・開発 > 第1項 研究所の設立

新しいことを始めた第一人者でないと、日々改良を重ね進歩させていこうというモチベーションを保てないと思います。
あなたも、成功者になるために改善を繰り返していきましょう。

7.価値あるものを人に与える:serve others something of values

自分が成功するためには、人の役にたつことをしなければなりません。
自分のためにしかならないことをしても、誰も興味を示してくれませんし、人もついてきません。
決して成功には至らないでしょう。
人を喜ばせたり、世の中を便利にするもの、そういったものをしていかないといけません。

8.一貫してやり遂げる:persist

最後に、これが何よりも大切なことだと思います。
始めたことは途中で投げ出さずに最後までやり遂げましょう。
目標を設定し、それを達成しなければ成功者にはなりえません。
続けられることは特別な才能ではありません。
努力の結果なのです。
達成することは難しく、諦めることは簡単です
しかし世の中の成功者は誰一人として諦めた人たちではありません。
不断の努力の末、目標を達成したからこそ成功者と呼ばれているのです。

まとめ

いかがでしたか?
言われてみれば、確かにどれも成功するためには必要なことだと思えますよね。
成功するための上記の8つの特徴を理解し実践すれば、あなたも成功者になれるに違いありません。

動画に出てくる英単語

  • out of the blue:不意に
  • pass on:伝える
  • qualify:資格を与える
  • get somewhere:成功する